写真生活手帖
店主コラム・写真生活手帖 その4「写真家」
2022.01.27
写真家って、どうやったらなれるんだろう?
とても残念だけど、「写真家」という言葉に、苦しんでる人をたくさん見てきました。
例えば、ある人は、「私は、カメラマンじゃなくて写真家です。」と言う。この言葉の意味するところは、きっとこんな感じ。言われたことをやるカメラマンではなく、自分の好きな写真を撮ってるんです。自分を表現する作品を作ってるんです。
では、その表現したいものは何かと問えば、言葉に詰まってしまう。
実はこれ、20代の私です。たいした努力もせず、だから何の実績もありませんでした。でも写真なら何か出来るような気がしていました。なぜなら、有名と言われる写真家の撮った写真も、自分の写真もたいして変わらないように思っていたから。
気付いたらなってた
昔、ご縁があって、絵本作家の鈴木コージさんの展示作業を手伝わせてもらったことがあります。その時に伺った話が忘れられません。
「絵本作家希望の人から、どうやったら絵本作家になれますか?ってよく聞かれるんだけど、そんなもん、気付いたらなってたから、俺にもわからないんだよ。」
興味のあることをまっすぐに
ただ、たんたんと、続けること。
行動することが、何より大切だと、私は思います。何か興味のあることがあったらやってみる。続けてみる。行動すれば、結果は後からついてきます。まわりから何を言われても、気にしない、気にしない。だって、良い評価をもらうことが目的ではないですよね?
あなたの人生です。あなたが興味のあることをまっすぐに続けてください。応援しています。
おまけ
とにかく行動。もしも今、あなたが写真でモヤモヤ病なら、写真ギャラリー・ナダールで開催する写真展に参加しませんか?
HPやInstagramで作品を発表するのもいいけれど、ダイレクトにすぐに反応を感じられる写真展って面白いですよ!
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個展開催者を決めるのは、お客さま!
偉い先生や写真家が選ぶのではなく、お客さんが選ぶ。
それが「めざせ個展」の特徴です。
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写真歴や展示経験は問いません。
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